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佐藤 丙午 メッセージとプロフィール

GOOD LIFE GOOD ART

一生の価値、一瞬の輝き。つくり手は、技を磨き、心を磨く。一生使ってもらえる価値のあるものをと、ただひたすらに。使い手は、丁寧につくられたものを愛する心を伝えていく。親から子へ、そのまた子へと。「きれいだね」「気持ちがいいね」「かっこいい」、使い手は一瞬のインスピレーションで選びとる。一生付き合いたいと思えるものとの出合い。軽やかに鮮やかに自分にジャストフィットする瞬間。それが“GOOD LIFE GOOD ART”だ。長い伝統の上に培われたものづくりに敬意を払いつつ、これまでの枠を超えた自由な発想で新しい価値を作りたい。「HEIGO」は、漆(うるし)という素材で、過去から未来へ、日本から世界へ、色とりどりの麗しい虹を架けたいと願う。

有限会社ライフ・アート 代表取締役 佐藤 丙午

【プロフィール】

好奇心が強く、人と接することが大好きだった。食器や衣服など、質が良く、永く愛用できるものに触れながら育った。そんな幼少期が「もの・デザイン」そして「人」に対する関心をかきたてた。日本大学在学中、米国に留学。折しも、昭和から平成へと移りゆく時期。劇的に変化していく日本を外から見つめ得たことが、日本人としてのアイデンティティを再認識させた。

留学中ふと目にした「Mazda MX-5 Miata」は衝撃的だった。「これからは快適性重視。ライトウェイトスポーツカーはもう売れない」。業界の冷ややかな予測を、日本のメーカーが覆した。続いて、欧州の主要メーカーが同様のロードスターを次々にリリースした。

それまで技術一本やりのイメージだった日本車だが、技術を超えた思想で世界に感動を与えることができる─プロダクトデザインの大いなる可能性を実感したできごとだった。これが契機となり、卒業後マツダ株式会社に入社(1990年)。

セールス、人材育成、販売促進などの職務を経験した後、有限会社ライフ・アートに入社(1993年)。日本の伝統を創り継ぐプロフェッショナルな職人たちと製品に出会う。つくり手と使い手のかけはしとなる仕事に関わりながら、いつしか自分が本当に良いと思える「日本発」を生み出したいと願うようになる。

そこには、学生時代から数度旅したヨーロッパでの体験が色濃く反映していた。永い歴史と伝統。芸術の国々がつくり出す上質な空気。温かな人々やものとの出会い。なかでもフィレンツェにある小さな靴職人の店には、訪欧の際必ず足を運ぶ。

足の形や甲の高さ、サイズを細かくチェックしてもらい、最後にデザインと革を選ぶ。親方の笑顔は、いつもと変わらず優しく、まるで故郷へ帰った時のような懐かしさを覚える。物語を秘めた一足一足が、お客様へ届けられるのを心待ちにしているようにみえる。

そうした得難い体験を通じ、自分が本当に届けたいのは単なる「もの」ではなく、満足していただける「価値」なのだと考えるようになる。「日本でもプロのクリエイターとの出会い、素晴らしい素材との出会いに恵まれてきた。これまで得たことを生かし、弊社ならではの新しい価値観を創っていきたい」。強い使命感を感じ、新ブランドの立ち上げを決意したのは、2006年11月、同社代表取締役に就任した頃だった。

自らの名前を冠したHEIGOは、5つのキーワードとともに「HIGH&GO」(高みを目指し、前へ)の意味も持つ。そしてやはり、他の誰にも生み出せないブランドに育てていくという確固たる信念が秘められている。「お客様に満足していただける価値。その感動をまた、つくり手へ伝えてさらに良いものをつくる。ものと人を通じ、喜びが巡りめぐる。幸福の雪だるまを無限に大きくしていきたい」と語る。東京生まれ(1966年)。

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